ピンクの象と五人の紳士
新春お年玉公演「ピンクの像と五人の紳士」
2007年1月5日ー14日 新宿ゴールデン劇場
作:別役実
監修:柄本明
出演:伊東潤 鈴木千秋 戸辺俊介 西田清史 松元夢子 本山彦次郎 山地健仁
柄本祐
照明 音響:工藤和馬
舞台美術:血野滉修
宣伝美術:立石智一
制作:圓若創
協力:株式会社ノックアウト Eハウス
2006年フランス・アビニョン演劇祭で好評を得ました東京乾電池が臨む五人の紳士
シリーズ。その中の「ピンクの像と五人の紳士」を新春企画として上演しました。
舞台中央にベッドがひとつ。女2人と男5人が交わす突拍子のない会話や行動が、「ここ
がどこで、相手が何者なのか」を見ている人に静かに問いかけてくるかもしれません。
言葉は表層的で素通りしてしまいます。その存在の軽さが現代の人たちの匿名化を
進めてしまっているのではないかと考えます。
「あなたは今何をしますか?これからどうしますか?」情報化社会の中では私たちは誰ともなくこんなことを問われているような気がします。
左から戸辺俊介 本山彦次郎
中央 鈴木千秋
左から 本山 伊東潤
左から西田清史 本山 鈴木 伊東 戸辺 柄本祐
左から松元夢子 鈴木 柄本
妄想の世界に取り囲まれた紳士たち
新春公演ということもあり来ていただいた方に振る舞い酒のサービス。
東京乾電池では過去に「小さな家と五人の紳士」「カラカラ天気と五人の紳士」
を上演してきました。この五人の紳士シリーズはもともと別役実さんが不条理劇の傑作
ベケットの「ゴドーを待ちながら」に着想を得て書かれたものです。その当時(1953年にパリで初演)からすると「不条理」という言葉すらもうすでに今では手垢の付いた記号のようなモノになってしまっているような気がしてなりませが、ピンクの像では素読みの段階で難解な印象を与えたものがいざ立ち稽古で人間がよるべないままこれを演じると思わぬ展開や会話が実質あるものとして浮かび上がってきました。このことは恐らく台詞を吐き出している身体の状態を私たちが個々での感性でもって共感しているからに他なりません。
年明け早々の寒い中にも劇場に足を運んでいただきましてありがとうございました。
役者一同感謝申し上げます。
なお本年6月からはゴールデン劇場さんにて乾電池「月末劇場」が始まります。作品などの詳細はホームページにて掲載していきますのでそちらも是非ご覧ください!

チラシ(裏)
出演
伊東潤
鈴木千秋
戸辺俊介
西田清史
松元夢子
本山彦次郎
山地健仁
柄本佑(客演)






